一般ユーザにおけるシステムに対する認識

実家が自営業なのだが、いきなり電話がかかってきた。
業務で使う伝票の出力フォーマットが急遽変更になって今月までに至急対応しなければいけないらしい。
システムはUNIX上のシステムで某大手SIerの業務パッケージが入っていて、
自営業なので人手はなく、伝票の出力にはパソコン+プリンタで印刷している。
その伝票の出力フォーマットが急遽変更になったということがGW明けで通知さえたようだ。
実際いつからそのフォーマットで使うかと言えば今月下旬にはじまり来月にはピークを迎える。
要するにあと2週間ぐらいで対応しなければいけないらしい。

当然、SIerには連絡して「費用がかかってもいいからなんとかしてくれ」と言ったらしいが、「そんな短い時間で仕様変更には対応するのは難しい」と難色を示したようだ。(そりゃそうだよね)
その傍らプログラマであるボクに意見をもとめて電話してきたというわけである。

電話ごしに話をきいたところ
・印刷に必要なデータはcsv形式で出力可能
・伝票は普通紙なので家庭用プリンタでも印刷可能
・出力の際の枠のサイズが変更になった

ということらしい。
それならコンバータスクリプトExcelで何とかなるかもしれないとは伝えたが、実際にデータや仕様をこの目で確認しないことにはどうにもできないので今週末帰ることにする。

よく聞くような仕様変更話だが、いざ身近なところで発生するとシステムに対する一般ユーザの認識というものを改めて痛感させられるものである。